流行語とか業界新用語とか新しい表現とか

突然使われるようになった各業界、各分野の流行語についてきままに語ります

ディスるをネット用語だと思っている男子が意外と多い

 

 

 

バラエティ番組で、お笑い芸人なんかが、

いじられたときに「ディスられた」みたいに使うので、

今やお父さん、お母さんも知っているディスるという言葉。

 

 

でも、ディスるの発祥は、ネットではありません。

 

 

マンガか映画の「デトロイト・メタルシティ」を読んだ人、

見た人、またたはクラブによく行く人は、

ディスるの語源を知ってると思います。

 

 

ディスレスペクトするの略語なので、

「侮辱する的な」って意味です。

 

ラッパーが下品な英語の歌詞で、

俺のラップ手法をパクッた相手を、

「あいつはパクリ野郎。

タイの女とやってるパクチー野郎。

ギャンブルにはまってるバクチ野郎」

 

みたいに、軽蔑のライムを浴びせます。

 

 

ライムというのは、韻を踏むことです。

「ラーメン、ツケメン、すべってゴメン」

みたいなのです。

 

 

ディスられたラッパーは、アンサーソングを返します。

 

 

日本で有名なディスるラップと言えば、

キングギドラの「公開処刑」という曲で、

実はカラオケに入っていたりします。

 

探してみてください。

 

 

ディスった相手はDragon ashです。

 

私、そんなにラップに詳しいわけじゃないけど、

この人たちの「Greatful days」って曲の歌詞に

「今想う闘いの日々、感謝するごとに溢れ出す慈悲、

しのぎを削ったあの攻防戦、今なお続くここは最前線」

というフレーズがあります。

 

 

キングギドラが相手かわかりませんが、

これなんかアンサーソングっぽいです。

 

の曲もカラオケに入っていますね。

 

というわけで、ディスられたら、

ラップ調で返して、ドヤ顔で

「俺の勝ちだな」風にするのがいいかもです。

 

 

オリンピック誘致のときは、

もしかしてスポーツ新聞とかの見出しに

「猪瀬都知事、ニューヨークで

イスタンブールをディスったぁ!?」とか

出ていたんですかねぇ?